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8.泣き出すユキジ-7
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それが欲しいと、その部分が疼いたからだ。
指じゃない。壱成のその猛ったペ◯スが欲しいと、味わった事がない快楽を知りたいと、そこが自然と求めていた。
「変な衝動になるこの感情も……俺だけしか知らないんだな……」
そう言って、ニヤッと嬉しそうに笑う壱成。その笑みは高揚していて、ユキジは更にドキドキしてしまった。
なぜなら、嬉しいと顔に書いてあるからだ。
ユキジが誰のものにもなっていない事を、本当に喜んでいる。それが、嬉しかった。
「そ…だよ……壱成だけだよ……」
壱成くらいだ。こんな醜い人間をこんなにも求めるのは。好きだと言うのは。
「だから…早く……早くちょうだい……」
ユキジは自身の腕を伸ばし、壱成にしがみ付く。
その瞬間、壱成の身体がビクッと一瞬動き、そして、理性が切れたようにユキジの中に猛った雄を捩じ込んだ。
「ああーーーッ!」
「ぅ……」
ヌプッと挿入された瞬間、痛みが身体を走った。でも、それは一瞬だけの痛みで、それを堪えるとあとは異物感が入っている違和感だけしかなかった。
「ンッ……ぁ……」
繋がった場所は熱く、火傷してしまうのではと思うほど、壱成のペ◯スもユキジのア◯ル熱を帯びていた。
でも熱いだけではない。
嬉しさも込み上げる。
「ヤバイ……ユキジの中…すげー柔らかい……」
「アッ…ンッ……っ」
壱成の顔にはユキジと同じくらいの汗が滲み、苦しそうだった。
でも、腰を動かさず、ジッと耐えているのはユキジの身体を労っての事。それが、尚更壱成を愛おしく感じさせる。
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