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2.〝あれ〟やって-5
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ユキジは一人、疲れ切った身体を動かし、近くにあったティッシュの箱を取ると、数枚引き抜き、下を向くペ◯スを拭った。そして、さっきまで弄っていたア◯ルから指を抜くと、その部分も拭ったのだった。
「物足りないよ……」
そうボソッと本音が出てしまい、慌てて唇を噤む。だって、そう願っても、それが叶うのは今ではない。
「今は我慢、我慢」
仕事が忙しい壱成とは、なかなか会えない。だから、物足りなくても我慢しなければならない。
でも、あと少し我慢すれば会えるはず。帰って来たらたくさん二人で過ごすんだ。
そうユキジはこの時そんな期待に膨らんでいたが、現実は厳しかった。
壱成はスケジュールが変更、それがまた変更と続き、壱成はその日から一度も家には帰って来れなかった。
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