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【R18】27
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その身体に見とれるように、まとめようとしていた髪の毛にゆっくり手を伸ばす。
しなやかな髪の毛は、やはり見た目だけでなく触り心地も裏切らない。
「まとめなくて、いいよ……。邪魔じゃないからそのままにしてて……」
「いいの?」
そのまま手を止めて千尋に尋ねてやると千尋は一つ頷く。
「千丈の髪の毛、きれい……」
「ありがと。……でもあんまりじっと見ないで? 手は入れてもらったんだけど、髪黒に戻す前が傷み酷くてまだ結構傷んでるから」
右手で後ろの髪の毛をまとめるようにして前に垂らすと、千尋はその髪の毛に指を伸ばす。
もちろん、枝毛や傷んだ髪の毛などない。
「ううん。……触ってて、いい?」
「いいよ。好きなだけ弄ってて?」
今度は恥ずかしそうに言う千丈にわざと抱きついて、千尋はその身体に凭れるように腕を回す。
「じゃあ、このままズボンも脱いじゃおっか……?」
指を伸ばして千尋のベルトとボタンを外し、ファスナーを下ろす。
そして、千尋のズボンを下ろしてトランクス一枚にしてしまった。その後自分も細身のブラックジーンズを脱ぎ、ボクサーブリーフ姿になる。
身体を見られないようにしたはずだった千尋だったのだが、そこは千丈との経験値の差がそれをさせなかった。
「俺も同じカッコだよ? 千尋の身体、俺にも見せて?」
強請るような声を囁きながら千尋の耳にキスをする。
耳に掛る吐息と心地よい声が、千尋の身体の熱を上げていった。
しかし、その姿ではトランクスの上からでもわかるぐらい十分に硬くなってしまった千尋自身も含めて身体を隠すこともできずに、千丈に絡めていた腕を外して身体を隠す様に丸めてしまう。
「どうしたの? ……やっぱりツラい……?」
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