アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
15
-
◆◆◆◆◆◆◆
食事が終わり、西島にとってはドキドキタイム。
なんせ、碧との約束のお風呂なんだから。
「僕が洗いますね」
碧は西島のドキドキに気付きもせずに食器を重ねている。
そんな彼の姿を見ながら西島はよし!と決心を固めた。
「佐藤、食器洗ったら一緒に風呂入ろう!佐藤はのぼせやすいから後から来たらいい」
頑張って言葉にしてみた。でも、物凄く恥ずかしい!
碧の返事を待たずして風呂場へと逃げる西島。
ぶぶぶ、部長ー!
碧は危うく食器を落としそうだった。
お風呂に誘われ、手が震えている。
落とさないようにシンクに置いて振り返ると西島はもう居なくなっていて、
部長とお風呂!本当に?
なんてドキドキしている。
自分が毎回、のぼせているから先に入ってくれているのだと思うと食器は後回しでもいいかな?なんて思ってしまった。
部長を待たせるのも悪いし!
なんて言い訳しながら本当は早く西島と入りたいだけ。
碧も直ぐに風呂場へと向かった。
◆◆◆◆
あ、あんな感じでいいのかな?
西島は逃げるように風呂場へ来てしまったので本当に碧が来てくれるのか少し不安だった。
パパっと服を脱ぎ浴室に入る。
これはやましい行為じゃない!断じて違うと心で何度も繰り返す。
そうでもしないと理性が保てないのだ。
シャワーで煩悩も一緒に流す。
「部長」
碧の声にビクンと反応する西島。
「ど、どうした?もう食器洗ったのか?」
し、心臓がバクバクいってる!佐藤!早すぎだ!
俺にも心の準備ってものがある。
碧の当時が思っていたよりも早く、西島の心臓はドキドキと心拍数が上ってきた。
「まだ途中なんです………お風呂……その、早く部長と入りたいなあって……ダメですか?」
すりガラスの向こうに碧の姿が見える。
しおらしいというか、モジモジとした雰囲気がすりガラスからも丸わかりで西島は悶え死ねる!と断言出来た。
か、可愛いぞ佐藤!
俺と早く風呂に入りたいとか……いいに決まっている。
「早くおいで」
なんて、言葉にしてしまったじゃないか。
「は、はい!」
早くおいでと言われ碧は急いで服を脱いだ。
部長を待たせてはダメだ。
なんて考えながら。
腰にタオルを巻いてドアを開けると碧は目を輝かせた。
「ぶ、部長!泡ブロ!」
いつもの湯船は真っ白な泡で埋まっていて、その中に西島も埋まっていた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
170 / 639