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表情に影を落とした忍が悠の目を見た。
「悠、仲がいいもんね。楽しみでしょ?
ちょうど土曜日だし明日はゆっくり3人でいようよ。」
めずらしい。
なんだろう。やけに友好的だ。
悠は少しどもりながら頷いた。
これで出ていくだろう、そう思っていると
「あ、そーだ」
と何かを思い出したように忍が立ち上がった。
「..何?」
問いかける悠に綺麗な微笑を浮かべて振り向く
「あのさ、アイツが来たらきっと悠に構ってあげられなくなっちゃうから」
「は?」
「悠も寂しいと思うし」
そう言いながら悠を押し倒して腰跨って見下ろす忍は躊躇いなく腹部目がけて拳を振り下ろした
「!?ッ...ゴホッッ...、やめ、ッ痛...ひっ、ガッ」
「ふふ、中田たち何言ってんだろうね『いっつも涼しい顔してる』なんてさ」
楽しげに笑う忍に殴られ続ける悠には何を言われているのか理解する余裕なんてなかった
「悠はいつもこーんなに色んな顔をして楽しませてくれるのにね?」
「いあ゛ッ..やめ、嫌ッ、..ぁ!?...ッだ、ぁあッッ...ゴホッ」
息が上手くできない。
やばい、とぶ。
「っと、ついつい夢中になっちゃって」
「...ッ..ハッぁ....、...ゴホッ、...ハッ」
「苦しそうだね」
何がなんだかわからない。
今度こそ本気で殺されるかと思った。
「まぁ、これで体見せないだろ」
忍が何かを呟いたようだけどうまく聞き取れない
「な、に……」
「ううん、なんでもないよ?」
殴られ続けていた悠の腹部を優しく撫でていた忍はそう言うと「じゃあ、行くね。」と今度こそ部屋から出ていった。
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