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「…痛いッ」
忍は悠をベッドに投げると、悠の着ていたパーカーと半袖のシャツを脱がせた。
「……ッ、やめ、おい、何するんだよっ」
「静かにしてないと雪也がくるよ」
思わず悠は息を飲んだ。
これからされるであろう行為は無理矢理とはいえ雪也に知られたくはないものだった。
しかも知られてしまえば若宮夫妻にも遅かれ早かれ話が行く。
そんなことになればどうなってしまうだろうか。
「やめて、ユキ、がいるんだ」
「だから何。俺は別に見られたっていいよ。悠の自慰を手伝ってたって言うし」
「…なん、で」
「なんでもいいじゃん、理由なんて。それよりほら、大声あげるとバレるからあんまり抵抗しない方がいいんじゃないの?」
話しながらも忍は悠のズボンとパンツを「邪魔だから」と無理矢理脱がせる。
「見ないで…っ、やめて、触んな…っ」
流石に素っ裸にされたことは無かった悠は羞恥の色に白い肌を染めた。
「そんなに嫌?じゃこれ履かせてやるよ」
そう言って忍はグレーで薄手のスウェットを履かせた。
「直に、履きたくない、下着、」
「履かせてやったんだから、これ以上聞けないよ。それでもまだ煩く言うなら素っ裸に戻すから」
「ッ、いや、これで、大丈夫、っ」
「そ?別に裸でもいいんじゃない?汚れちゃうんだから脱いだ方がいいと思うけど」
「嫌っ、やめて、履きたい、から!」
「そのグレーのスウェット、生地が結構薄いよね。それでもそれが履いてたいの?」
「っ……ん、これが履きたいっ、」
忍は「ふ〜ん、そんなにそれが履きたいのね」と呟くと、悠の机を物色し始める。
半泣きになりながらズボンを死守した悠はこの隙に逃げられないかと思考を廻らせていた。
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