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クリスマス翌日4
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「風呂沸いたから、入ろう。 温まる」
プレゼントを片付け終わると、温和が腕を引いた。
部屋は暖房が入っているけど、少し肌寒い。冷えてしまった体を温めるべく、二人で浴室に向かった。
温和と入るのはいつもドキドキする。でも抱きしめられると心地いいから大好き。
後ろから抱きしめられて浸かった。
「そういえば昨日、兄さんにヤキモチやいてたでしょ?」
「んっ?」
「ほら、兄さんが俺の服を捲り上げた時、触っていいのは温和だけって」
首をひねり、温和の顔を見つめるとばつの悪そうな顔をしていた。
「俺ね、すっごく嬉しかった。温和のものだって言ってくれてるのが…」
本当に本当に嬉しかったんだ。
少しの沈黙ができる
「はは、なんか乙女だね、俺」
自分の考えに恥ずかしさが込み上げてきて、誤魔化すように湯船に音を立てた。
バシャッ
浴室に二つの音が鳴る。
と同時に、温和の吐息を耳元で感じた。
「愛してる」
艶のある低くて落ち着いた声が浴室に響く。
―愛してる―
うそっ!!
「は、温和!? あの…」
顔が熱い
言葉が出てこない
振り向くと温和の顔が近づいてきていた。
「んっ…」
唇が重なる。それから啄むキス
俺は温和の中に侵入を試みるため、合わさった唇を開いていく。
もっと、もっとしたい
態勢を入れ替え温和の顔を両手で挟み込むように固定すると、更に深く舌を差し入れ、温和の舌に絡めていった。
浴室にはピチャピチャッと唾液が絡む音だけが響いている。
「んっ…ふっ…」
リードしてたのは俺の方。なのに角度を変え、俺を翻弄する温和に力が抜けていく。
「んっ…はるか…おれ…」
下半身はもう隠しようがないくらい熱を持っていて、先走りさえ出そうだ。
「もうこんなになって。千、 出るまで我慢できる?」
問う温和にモヤモヤとしたものが沸きった。
まぁ、ここはホテルで風呂場じゃ濡らすものもない。 だからせめて部屋に戻ってからって考えてるのかも知れないけど…
だけど…
「我慢できない」
だって、あんな台詞言われたら我慢なんてできるわけないよ。
だからいつもは恥ずかしくて出来ないこんな事も出来た。
「はるかぁ、ココに温和が欲しい」
湯から出て尻を突き出すと、両手で尻を拡げるように掴んで見せた。
「っ……」
温和は目を見開いて動かない。でもそれは少しの間だけだった。
温和は俺に近づくと、俺の手に重ねるように尻を掴んで左右に拡げ、舌を伸ばし蕾の周りを舐め始めた。
「やっ、温和そこ汚ない」
確かに強請ったのは俺だけど、舐めるとは思わなくて驚きと申し訳なさで身を捻った。
「汚なくないし、濡らさないと辛いだろ?」
両手はしっかり俺の尻を掴んだまま、嫌悪感を表すことなく舌を伸ばしていく。
「んっ…でもっ…」
やめてほしいのに、皺を伸ばすように、ねっとり舐めていく温和に羞恥心が薄れ快感だけが増していく。
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