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欲情2
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【side温和】
目覚めた千之助を連れ、湯船に浸かった時、千は独占欲が嬉しいと話した。
今まで感じたことのない感情に、自分でも戸惑っているのに、嫌う所か幸せそうにする千之助が愛おしくて仕方ない。
「愛してる」
自分の心の中に渦巻く感情に自然と口から出て自分でも驚いた。
千之助の全てが愛おしく、全身全霊で守って慈しんでやりたいと思う。
これが愛してると言うことなんだろう
今日の千はどうしたのだろうか。
お風呂に一緒に入るのだって恥ずかしがるのに、淫らに自分から誘ってきた。
自ら体を開き、俺を求める姿は艶かしく拒むことができるはずがない。
でもどうする?ここにはローションはない。
千に痛い思いはさせたくないし、ボディーソープを使って後々体調を崩させたくもない。
そうか、なら自分たちのを使えばいい。
初めての素股。
千之助の中に入ることに比べれば気持ちよさは半減するけど、びくつく体とエロい声で煽られる。
千は俺の名前を呼び求める。その事が本当に嬉しくて、自分でも抑えられない感情が渦巻く
愛おしい
ずっと一緒にいたい
誰にも渡したくない
どす黒い感情までもが沸き上がっていく
そんな感情を隠しながら、千之助を抱く
一度したばかりなのに、その瞳は色欲にまみれ、まだ欲しいと俺を求めてきた。
そういえば以前にもこんな姿はあった。あの時は孝哉からのチョコを食べて薬の影響があったからだ。
しかし今日はそんなものは口にしていない。
それまでは特に変わった様子もなかったし…。
只でさえ千に弱いのに、そんな瞳で見つめられたら、理性が効かなくなる。
でもいつまでもホテルにいられないし‥
今、千を抱いたらヤバいだろう。 動けなくさせるのは確実だ。
「マンションに帰ろうか?」
俺の問いかけに千は素直に頷いた。
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