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クリスマス22
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「んっ…」
意識が目覚めて来て、温和を探すように腕を動かしたけど、何もない。
パチ ハッキリと意識が覚醒して、周りを見回して見る。
「温和?」
声をかけても、返事がなかった。
何処に行ったんだろう…
不安に思っていると、携帯が点滅しているのが、目に入った。
点けて見ると、温和からのメールがある。
《仕事に行ってくるから、俺が帰るまで待ってて。お腹空いたら、サンドイッチ食べろよ》
そっか…今日も仕事だったんだ。
起きようと思って、立った瞬間
「うわぁ !!」
前のめりで転んだ…
「いてて…」
足に力が入らない。それは、昨日の情事の激しさを物語っていて、自然と顔に熱が集まる…
恥ずかしくて、俺は誰もいない部屋で、誤魔化すように首を降ると、這ってトイレに向かった。
「はぁ~疲れた…」
トイレに行くだけで一苦労で、俺はもう一度、布団に入ると横になる。これじゃ、何も出来ないや…
ぼんやりと天井を見ていたら、また眠くなってきた。目を瞑ると、意識が遠くなり、俺は再度、眠りに落ちていった。
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