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クリスマスプレゼント
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【side温和】
寝てしまった千の服を脱がすと、パジャマに着替えさせ、布団に寝かせた。
千、酒弱いんだな…
まだ少し赤い顔をしている千の額にキスを落とすと、俺も着替えをする。その時、ツリーの下に箱があることに気がついた。
近づくと、箱に名前があることに気づく。
メッセージカードには
Merry Christmas『千之助』 『温和』
と記されていた。
「淳之助様と孝哉から…」
俺は、『温和』と記された封筒を開けて見る。中には某有名リゾートホテルの二泊チケットと入場券が入っていた。
日にちは、1/3、1/4
正月休みで人は多そうだが、1/3までは、千が挨拶回りで忙しいだろうから、ちょうどいいだろう。
淳之助の許しを得た、ということなのだろうか…
「これは…孝哉からか…」
少し大きめの箱。開けて見ると、
「なんだ?これは…」
プチプチシートに包まれた様々な形の物
一つ、手に取って開いてみると、出てきたのは男性器の形をしたバイブだった。
またアイツは何を考えて…
添えてあるカードを見ると、
『Merry Christmas
これでもっと、悦ばせてやれよ?』
千之助を…その後の文と、ニヤついている孝哉の顔が思い浮かんだ。
「ムカツク」
ニヤつく顔も腹立たしいが、千の悶える姿を孝哉が想像して選んだと思うと、殴り倒したくなった。
俺は、バイブを箱にしまうと千に見つかる前に、袋にしまい隠す。
見た時の、恥ずかしがる千も可愛いだろうが、変に警戒されても困る。
「さて、寝るか」
昨日は徹夜で、仕事に向かったから眠い。千も起きそうもないし…
俺は千の横に寝添べると、千の華奢な体を抱き締めて、眠りについた。
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