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K02 : 春の海 14
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少しずつ埋め込まれる熱を、俺の身体は難なく受け入れていく。遥人さんがゆっくりと息を吐きながら入ってくる感覚に内側が灼け切れそうで、何度も喘ぐように呼吸するのに自分がどんどん快楽に呑まれていくのがわかる。それぐらい、遥人さんのくれる刺激は強烈だった。
「………っ、あ、ぁ……ッ」
中を割り開かれる圧迫感は、なぜか俺を不安にさせる。合わさる肌が確かにこの手にあることを感じたくて、遥人さんの身体に腕を回して必死に縋りついた。
下半身に無駄に篭っていた力を思い切って抜いてしまえば、欲しかったものは俺の1番奥まで辿り着いた。
「ん……っ、はると、さ……ッ」
身体の中心から電気が走ってるみたいにビリビリ震えてる。達する寸前のこの感覚が、大好きなのに苦手だ。気持ちよくてたまんないのに、ずっとこれが続けば何も考えられなくなって、変なことを口走ってしまいそうになるから。
「楓、気持ちいい?」
深く繋がったままわざと動けないように俺の腰をしっかりと抱えて、遥人さんは耳元で艶っぽく囁く。
「あ……、早く、イきたい……」
意識しなくても勝手に揺れてしまう腰を押さえつけられる。もどかしくて喘ぎながらねだれば円を描くように小さく揺さぶられた。奥をぐるぐると刺激されて、それに合わせて唇から上擦った声かこぼれてしまう。
「あっ、あ、あァ……ッ」
「………楓」
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