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【跪いて足をナナメ】1
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ある日
ヨコはくたくたに疲れて帰宅した。
ボンクラ平社員やポンコツ上司のせいで
本日も中間管理職はプレッサーにかけられたようにぺっちゃんこである。
自分は何故こんなに頑張っているのか時々分からなくなるが、家に帰って恋人が微笑めば
それだけで正しく生きる意味を見つけられるくらいには
ヨコの社畜精神は脈々と育っていっていた。
「ただいま..」
リビングのドアを開けると、
恋人のナナメはソファに腕を組んで座っている。
いつもは明るい笑顔で、おかえりなさいっ!と
駆け寄ってくるが今日は無言だ。
ヨコは不思議に思い彼に近付いた。
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