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【跪いて足をナナメ】 30
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覚醒した瞬間、
ヨコは29話までの内容を思い出すと共にそれが夢であったのか現実だったのかが分からず
恥ずかしさや何やらで暫く頭を枕に押し付けて天井を拝んでいた。
夢だったとしたら自分が信じられない。
暫く立ち直れないであろう。
ドアが開く音が聞こえヨコは慌てて飛び起きた。
いつものようなジャージ姿に老眼鏡スタイルの
ナナメが立っていた。
「...大丈夫ですか?ヨコさん」
ナナメはヨコの深刻そうな顔が面白かったのか苦笑して小首を傾げた。
いつも通りのナナメでホッとする。
「...いや、あの...別に...」
なんでもないと言おうとしたが
ベッドに腰掛けたナナメの手が頬に触れ言葉が出てこなくなる。
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