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五十嵐×大川
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ん?次は休憩室か。
ま、一番襲いやすい場所ではあるよな、ソファーもあるし。
見ると、大学生くらいの男が眼鏡の真面目っぽそうな男と話している。
「大川先輩・・・ゲイだったんスね。大学にいた時は知りませんでしたよ」
「・・・そ、そうだな、バレないようにしてたから・・・」
眼鏡の男は少し気まずそうだ。
どうやら二人は大学時代の先輩後輩という関係らしい。
「俺、ゲイだって公言してたじゃないですか。どうして先輩もゲイだって教えてくれなかったんです?」
「そ、それは・・・俺は五十嵐(いからし)みたいに明るくないから、もしお前以外の誰かに知られたら皆から嫌われるんじゃないかと、思って・・・」
「ハァ・・・俺ね、ずっと先輩のこと好きだったんスよ。でも先輩ノンケだろうし、告白したら気まずくなると思って黙ってたのに・・・」
「なっ・・・!す、すまなかった・・・」
大川は顔を赤らめ、少し俯く。
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