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諦め
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俺はパニックを起こしそうだった。
ジムが取り壊しってことは、俺も捨てられるのか・・・!?
そんなのは嫌だ!
でも・・・これは俺自身にはどうしようもないことだ・・・
「それじゃあ今から各所点検に入りますので」
色々と考えているうちに、リーダーらしき奴が点検開始の合図を出した。
管理室に集まっていた男達がジム内に散らばり、それぞれの部屋の広さや壁の材質などを確認していく。
リーダーは管理室に残り、管理人とまだ何やら話している。
どうやら今日は点検のみで、明日から本格的に取り壊しを始めるらしい。
俺はここで終わるのか・・・
もっと此処にいたかったけれど。
まあ、色々な光景が観れて幸せだったかな・・・
俺が諦めかけたその時、俺は耳を疑う会話を聞いた。
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