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Ep 1 日常
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白い白い、眩しい、光だろうか
そのずーっと奥から聞こえる俺を呼ぶ声。
ー…ん……潤……
スッと頬に感じる冷たい感触。
ハッと目を覚ますとそこには愛しい愛しい…
俺の大好きな顔があった。
「ん?っ…おはよ…」
まだ覚め切らない目を擦りながらあいさつをする。
「おー、おはよ。潤、また寝ても良いからさ、俺のお願い聞いてくれない?」
こいつのお願いはろくなもんじゃない。
さしずめ今回も、昨日発売の漫画を借りに来たのだろう。
「そこ…置いてあるから…」
「!ありがとう!さすが潤ちゃーん?
…ってか、まだねみー?俺帰った方が良いか?」
…またこいつは俺の気持ちも知らねーで…。
「……いろ…」
そう言ってこのでけー男のトレーナーの裾を掴む。
「…ん、りょーかい…」
そのまま漫画を読み続ける祐樹。
俺はまたあの白い光に包まれていった……。
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