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デレデレ月島…月影
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ある日突然、月島は言った。
「そうだ、デートに行こう」
勿論隣に居た山口はビクッと体を震わせ驚いていたし、僕も何気なく口にしたから自分でも驚いた。
恋人の顔を思い出していたのだ。そしたらその言葉が出た。
「影山、いる?」
隣のクラスを覗き込んで問う。
答えたのは案の定隣の山口。……となりの山口。いや、何でもない。
影山の座ってる席、正確に言えば彼は机に突っ伏して寝ているのだが、そこに近付く。
「王様、何寝てんの」
彼の前髪を上に上げて額を晒し、キスを落とす。
山口?こいつは勿論他の奴らに見えないようにするしきり。
キスをすると耳まで真っ赤になる彼を見て、思わずにやける。
キスしてほしいならそう言えばいいのに。わざと寝たふりして、キスを待ってるんだ。あーあ、この調子じゃまだ起きないかな。赤い顔、他の人に見られたくないもんね?じゃあこのまま話そう。
「明日デートに行こう。今日はうちでお泊まりね」
「な…!」
バッと真っ赤な顔を上げた影山と目が合う。にっこりと微笑んで、
「おはよ、飛雄」
彼の唇にキスをした。
結局翌日デートをする二人萌え。
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