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きず。
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「.....でも、ああごめん...僕のせいだ..
こんな風に戸賀も右も傷付けるつもりじゃなかった...本当に....」
知らなくて、と左はまた頭を抱えた。
「別に、誰も悪くないことだろ」
最初から誰も悪くなんて無い。
確かに殴られたところは痛いし、歩くのも大変だけど
「..俺さ、本当は..お前と恋人ってのがよくわかんないんだよね..。
その、誰かと付き合ったことってあんまりないから、どうしてやればいいのかもわかんないし」
右は立ち上がって彼を見下ろす。
「お前の事もっと真剣に好きで相応しい人がいるのかなって...思う時もある。」
泣きそうな顔で左は立ち上がる。
どこかへ行ってしまうと思ったのか腕を掴まれて、右は苦笑した。
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