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やっぱりこれは恋ってヤツです…。★
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口づけにハンターが応えてくれる。
獣の臭いが悠希の唇、口内を唾液で満たす。
「はぁっ、っ、んっ」
ベチャベチャ、レロレロレロッ
濃厚な口づけが悠希の思考を益々鈍らせていく。
慣れない性交渉のせいで、脳みそさえも溶けてしまっているかの様だ。
レロレロレロレロベチャベチャベチャベチャッ
長くて大きな獣臭のする舌は、縦横無尽に動き回る。
きっと、人間ではこうもいかないのではないだろうか。
「はぁっ、はふっ、ンッンッ」
ベチャベチャピチャピチャ
息もままならない。
「あんっ、ふうっふうっ、んっ」
ズンズンズンズンッドチュドチュドチュドチュッズコズコズコッ
「はっ、はぁっ、あんっ、あっあっあっ」
獣に好き勝手腰を打ち付けられて、普通なら嫌なはずで、逃げ出したくなるはずの行為。
けれど悠希は懸命にハンターのキスへと応えていた。
初めてのキス。
こんな逞しい魅力的な雄へとキスも処女も捧げられて、悠希は心の底から幸せを感じていた。
チュッ…。
口先だけを合わせたキスをして、目に涙を浮かべてハンターを見上げた。
快楽だけでない涙を浮かべた悠希をハンターも腰をググーッと押し付けながら優しい目で見つめ返した。
目と目が合った時、悠希の胸がキューンとなって自然と笑みが零れた。
あぁっ…。僕はハンターの事が好きなんだ。
これって、狼好きな憧れなんかじゃない。
この時が、ハンターへの恋心を悠希が自覚した瞬間だった。
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