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蓮は言いたいことを言うと俺と太陽を連れて
美咲ちゃんから離れる。
「ぶぅーー、分かったよ。そのかわり
今度あそんでねっ!」
頬を膨らませて友達の所にいく。
はは………………、あそぶかぁ
「ちっ、誰が遊ぶかっ、詩音も嫌なら嫌だって言え、」
蓮は嫌な顔をして美咲ちゃんを睨む。
俺の席に連れてきてくれた。
「ありがとう、蓮。でも正直に言ったら傷つけるでしょ?」
「優しいのはいいけど、優しすぎるのもダメだよ?」
太陽が心配そうに言ってくる。
俺って心配かけさせてるのかな?
「ごめん、もっと正直でいるように努力するよ、」
そうだよね、逆に傷付ける事もあるんだよね。
キーンコーンカーンコーン
「あ、チャイムなった。早く席すわろっ、」
駆け込むように自分の席に座る。
俺の席は1番後ろの1つはみ出しているところ。
寂しい、
太陽と蓮だけ席前後ろでいいなぁ、
そんなこと思っていたら先生が入ってきた。
「おはよう、ホームルームの前に転校生を紹介する。
入ってきていいぞー!」
この季節に転入生なんて珍しいなぁ
今は春と夏の間といったところだ。
「おはようございまーす!新島 樹(ニイジマ イツキ)です!
こんな時に転校とかおかしいかもだけど
よろしくね!」
元気だなぁと眺めながら
転校生君がこちらをジロジロ見てくる。
気のせいかなぁ?
「じゃあ、1番後ろの空いてる席に座ってくれ」
あ、俺の横だ。
「よろしくね」
その人は座るなり俺の顔を見ながら
言いに来る。
「俺、桜沢 詩音よろしく!」
「さっそく仲良くなったのかぁ?なら
休憩時間に学校の説明してやれ、詩音」
えー!
「俺ですか?!」
「当たり前だろ?はい、がんばれー!」
絶対、先生めんどくさがってる!
「ごめん、迷惑?」
横から声がして
「いやいや!全然大丈夫だよ!仲良くなれるきっかけ
とかにもなるし、気にしないで!新島君。」
「俺のことは樹って呼んでよ!もちろん呼び捨てでね!」
「ん、じゃぁ樹、俺のことはどんな呼び方でもいいよ!」
「じゃぁ、詩音って呼ぶ!」
「はいはーい、後で仲良くしろよー、」
2人は、はーい、としょぼくれた感じて答えると
顔を見合わせて笑った。
以外に気があいそう!
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