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校内案内
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「〜で、ここが美術室、その横が家庭科室
………………って、聞いてる?!」
俺の事をニコニコしながら見ていて教室なんて
見ていなかったように
「ん?あ、見てるよ?詩音をね?」
なんで俺なんだよ
校内案内なんて意味なかったじゃん
「ちゃんと聞いててよ?移動教室とかなったら
面倒でしょ?」
俺は樹がトイレを行きたいと言い出したから
トイレにむかう途中で言った。
「えぇ、いいじゃん?分からなくなったら詩音に
聞けばいいし?」
俺毎日樹と一緒にいるわけじゃないんだけど?
「そんなんじゃ困るよ、樹といつも一緒ってわけじゃないんだから」
「えぇいつも一緒だよ?だって詩音は俺の物になるんだから。」
俺の目の前で笑みを浮かべている。
俺が樹の物?
は?…………なにいって
チュ
「う、」
クチュクチュ
え?、なに?何で?クチュクチュってなに?
口に何か当たってる。
………………樹とキス?してんの?俺。
「?!んー!、んっ!」
どんだけっ!くっ苦しい、
「ぷはっ、なっなにする、」
ガブッ
「いっ、いたっやっめっ、」
首噛まれてっ、いったぁい、
がっ、
誰が俺と樹を引き剥がしてくれた。
「わっ、」
「何してくれてんの?樹君?」
蓮?
どうして、蓮が?
「はぁ、君誰だか知らないけど邪魔しないでくれる?」
樹は呆れたように蓮に言っている。
「こっちおいで?詩音。」
太陽っ!
俺は太陽に抱きつく。
「邪魔はお前だよ、詩音に何してんだよ」
「ディープキスだよ?だって好きなんだもん
好きな子にディープキスして何が悪いの?」
ディープってつけなくていいよっ!
ニタニタ笑ってるしそろそろ蓮もおこってくるよっ!?
「黙れよカス、早くどっか行け」
蓮ー、怖いよぉ。・゚・(இдஇ; )・゚・。
「まぁ、そうだね。ここは何処かに行ったほうが良さそう。じゃぁね?詩音。」
俺の肩に手をおいてそういう。
俺はその場にヘタリと座り込んだ。
もし、蓮や太陽が来なかったらどうなっていただろう。
そう思うと寒気がしてくる。
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