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ピンポーン
「はーい、…………ガチャ 詩音様?!あぁ、ビチョビチョ
ですね。ちょっと待ってください。」
あぁ、新耐さんだ。
新耐さんの声だ。
ガバッ
「?どうされたんですか?…………泣いてっっ!?」
「…………!!っごっごめんなさいっ、濡れてるのに、」
「!!、『ガバッ』…………いいんですよ。泣いてください。そして、私に話して頂けるのならそうしてください。私は、貴方のやくにたちたいのです。」
ギュッって抱きしめてくれて。
それが嬉しくて
俺も抱きつき返す。
「う、うわぁぁぁぁ!!」
泣いた。泣き続けた。
ーーーーー
その後、落ち着いてからお風呂に入った。
俺が泣いてる時はずっと背中をさすってくれていた。
その手が暖かくて
時々、『大丈夫ですよ、』と優しく声をかけてくれる。
シャワーで口を何度も洗う。
あれはキスじゃない。
ただ口が当たっただけだ。
そうだ。
そう、自分に言い聞かせて頭も体も洗う。
「詩音様、バスタオル横に置いておきますね。」
新耐さんの声がしてドキッとしてしまう。
「はっはい。」
早く出よう。
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