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怒トッティ登場?
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「…………どうしたらいいと思う?一松…」
「とりあえず、カラ松兄さんはこっちに」
腕を掴まれるカラ松と掴む一松。
「……お、おう…?んぶっ!!」
グイッと引っ張られるカラ松。
「……んで、トド松はこのことについて弁解とかある?」
ニタァと、笑みを浮かべる一松と、自らの拳が空を切り悔しそうなトド松。
「トド松?!!」
「……〜っ!ある、あるに決まってるよ!!なんで見てんの?!」
顔を真っ赤にして、キッと睨みつけるトド松。
「……ぼ、僕も……いる、よ?」
その後から、袖で顔を覆う十四松。
袖の隙間から、赤くなった顔がのぞかせる。
「十四松っ!!?」
「じゃ、弁解の程を聞こうか?」
トド松に兄弟の皆が今まで見たことないようなキラキラした笑顔を向ける。
「その笑み、クッッソ腹立つ!!」
地団駄を踏むトド松。
「と、トッティ…落ち着こ?ね?ね?」
その様子を見て、アワアワと慌て出す十四松。
「〜っ!十四松兄さん天使っ!!……じゃなくて!カラ松兄さん?!」
十四松をぎゅーっと抱きしめた後、カラ松に詰め寄るトド松。
「カラ松兄さん」と言った時の声音はとても、低かった。
「は、はいぃ!!」
ぶわっと、涙を浮かべ、一松のパーカーの袖をギュッと握りしめるカラ松。
「なんで、こんな事を邪神の権化である一松兄さんに言った?おそ松兄さんに言ってないだけまだマシだけど!」
一松に指を指し、問いただすトド松。
「…トッティ?これ、なーんだ?」
一松の手には、銀色の縦長の機械があった。
「ハッ?!ぼ、ボイスレコーダー?!………あ」
ボイスレコーダー。
トド松の嫌な予感が的中した。
「せいかーいぃ……正解者には、はなまるぴっぴでーす」
ヒヒヒッと、笑うとど真ん中のボタンを押した一松。
ピッ。
「【先程、カラ松が言ったトド松と十四松の内容が再生される】」
しかも、結構良い音質で。
「う、わぁぁぁぁぁぁああああ!!!!」
頭を抱え、暴れだすトド松。
「トッティィィっ!!」
十四松は、トド松に抱きつき宥め始める。
「い、一松!!そ、それくらいにしてやれ……な、なんか、可哀想!」
袖をクイクイする、カラ松。
「……チッ」
ピッ。
「……トッティ、僕にはこの証拠がある。そして、散々、今までからかってきたお前なら、わかるよね?」
今までの笑みが嘘のように真顔になる一松。
「………え?」
十四松に宥められ、少しばかり正気を取り戻すトド松。
「そのまま、コレをおそ松兄さんとチョロ松兄さんに渡しても良いんだけど?「ま、待って!!!」
「……何?」
真顔の真顔。
「…すみませんでした」
不貞腐れたような顔をするトド松。
「……おそ松兄さん何処だっけ?」
と、十四松に聞く一松。
「い、一松様!!申し訳ありませんでした!!!」
土下座をしだすトド松。
「……もうしない?」
「しません!!!」
「…なら、いいよ」
と言うと、ボイスレコーダーをトド松に渡す一松。
「………え?」
渡され、オドオドしだすトド松。
「既に消した後だし」
ニタァと笑い出す一松。
「……は?はぁああぁぁぁぁぁぁ?!!!!」
すぐに、怒りで顔を赤くするトド松だった。
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