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ん
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それから教室に戻ると既にかわいい椿が健気に立って待っていた。
「隊長」
「ごめん椿。会長に厄介事押し付けられてた」
首藤くんから受け取ったファイルをヒラヒラと振ってアピールする。
「なるほど…。あの方普段は責任感の強い方なのですけれど…」
自分の主の粗相が恥ずかしいといったような体面で首藤くんのフォローをする椿が実に健気である。
「あぁ、大方他の役員が忘れていたとか事故で別の場所にあったとかそんな感じだとは思うけど…」
それにしても俺1人に風紀のお怒りを丸投げするのは理不尽すぎるだろうという文句はすんでのところで飲み込んだ。
「いこう」
そう言って風紀室へ椿と向かった。
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