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委員長
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俺を気にする先輩をなんとか言い包め帰っていただき、再び俺は尋問室に委員長と2人きりになった。
「アイツはヨかったか?」
「……………」
クズかよ…と思いつつ顔には出さない。
「よかったもなにも、委員長がお止めになったじゃないですか」
「で?フェラで一回ヌいてもらったのはいいけどお前、まだクスリ抜けねぇの」
そう言われて委員長の視線は俺の下半身に向かう。そう言えば俺、ちんこ丸出しじゃん…
「そうですね…。どんな薬入れたのか知りませんけ………え!?」
俺はそれこそ音がするんじゃないかというほどバッと顔を上げた。
なんでこの人、フェラで一回ヌいたって知ってるの
「……………い、委員長様」
「はい」
「その、フェラの時って、いらっしゃいましたっけ?」
「…いや」
「なんで知って…るんでしょうか」
「あ?勘だろ」
「勘……」
「天才ってのは勘が優れてるんだよ。様々な意味に於いてなァ」
そう言って不機嫌そうな顔をする委員長。
そう言えば委員長は勘が鋭くて様々な風紀の案件をその勘によって解決していったという噂も、聞いたことがなくもない。
というか、もし勘じゃなく委員長がこちらの事情を何かしらで把握していたなら俺のお粗末な罵詈雑言の嵐を聞かれてたということになる。それはマズイ。
「な、なるほど…」
「何か知られちゃマズイようなことでもやってたのかよ?」
ニヤニヤしながら聞いてくる委員長に何となくこれは聞かれてないなと思い胸を撫で下ろした。
「い、いや…。もし聞かれてたりしたら恥ずかしいなと」
「ふーん?」
危ない危ない…と一安心しきったその時だった。
「…ウグッ!!?」
こともあろうか委員長はその足で、俺の、俺のちんこを踏んできたのだ。
「やめっ、いだ…い!」
「杉原ァ」
そう言って苦しみ悶える俺の顔を掴み上げ、委員長と目があう。
「あー、いいなぁその顔。すげぇ興奮する…」
委員長の顔は愉悦に歪んでおり、狂気的なその眼は俺を映しているようで映していないようにも見えた。
つまり、恍惚の表情というやつだ。
「俺はお前を借金漬けにして一生俺の元に縛り付けてペットにしても構わないんだ。まぁ俺は人間性が優れまくってるからそんなことしないが」
「あぁぁぁ"あ"ッ…やめ、やめッ!」
クツクツと笑う声が聞こえるが、足を離してほしい俺は涙ながらに懇願した。
「やめ、やめてくださ、い…おねがいしますごめんなさい、ごめん…なさッぁああ"あ"っ!」
「あーお前もうここで犯してもいいよな?なァ?煽るお前が悪いんだろ?ほらこれ飲めよ」
そう言って委員長は俺の口に一粒のナニカを押し込んできた。
「記憶もあやふやになるくらいヨがらせてやるからよォ」
俺は即座にそれを吐き出した。嫌な予感しかしない。まだ前の薬も抜けていないのに、次飲まされるとどうなるか。
「……なに吐いてんだ?あ?」
ゴッと腹を蹴り上げられ俺はゴホゴホと噎せる。
「いいか?俺に与えられたものは全てにおいて喜べ。文句言わず受け容れろ。これは前回の時も言ったよなァ?俺の言ったことには絶対服従だ。断るなんて認めねぇ。調教ってのはそういうことだ」
「返事は」と言いつつ今度は顔を殴られる。痛みと快楽でボロボロの意識の中でも俺は決して返事をしなかった。
何度か殴られたが、これなら気絶したほうがマシだ。
「俺は生意気すぎる奴は嫌いなんだ。猿みたいにぎゃあぎゃあ騒がれるよりは素直でMな変態野郎のほうがまだ可愛げがある。だかな、お前みたいにすぐに折れそうで絶対に折れない奴ってのは………ぶっ壊してやりたくなるなァ」
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