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後輩の思惑
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「緑先~~~輩」
近衛にちょっかいをかけると、
「テメー!鷺我に帰れ!
もう来んな!!!
近衛、お前が放置してるのが悪い!」
「独り占め反対~~」
「近衛に気安く触るなっ!!」
「え?何で?理由は?ね、理由!」
「――くぅうう!!!」
杠を怒らす事になって練習に支障
きたすからいい加減やめろって
言ってるのに。
というか、近衛のヤツ戸神と俺の事
アイツに話してないのか?
一言、言えば杠だって何も
あそこまで怒らないだろうに……
もしかして俺に気ィ使ってんのか?
「…………」
――いや、アイツはそんなタマじゃねェ。
杠と戸神の言い争いを眺めている
近衛の顔を見てそれを確信した。
あんの野郎―――そういう事か。
つまり、
言うつもりはねーんだな?
……怖ぇな、お前。
杠、お前の相手、
普通じゃねーぞ?知ってんのかよ?
……戸神、よかったんだぜ?俺で。
お前じゃ到底アレは扱いきれねェって。
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