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Scene 17
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ドア開閉音。
創一の背中を見送りながら俺は思った。結局創一に主導権を握られたな...と...
ママ あら、帰ったの、彼?
拓馬 ん、ああ、帰した。
ママ 帰したって、これからがお楽しみタイムじゃない!何やってんだか...
拓馬 仕方ないだろう、俺達...
ママ そっか!あの子、受けじゃないんだものね...あんたも又、厄介な道選んだわね。
拓馬 本当だよな...
ママ フフフ...
拓馬 何だよ、突然笑い出して。
ママ あんた、自分で気付いてないだろうけど、ここ来た時とは別人の顔してるわよ。
拓馬 えっ?
ママ 久し振りに見たわ、拓馬のそんな顔。今、その顔郁に見せちゃダメよ!焼け木杭に火が着いちゃうから!あと、透にもね!
拓馬 何だ、そりゃ?
ママ いい男だわ、ホント、惚れ惚れしちゃう!
拓馬 そりゃあ、どうも。(苦笑)
ママ 拓馬がそんな顔してるってことは、何か決意出来たってことね?
拓馬 そう...かもしれない...
ママ 大丈夫よ。きっとあの子なら...何があっても大丈夫よ。だって、拓馬が選んだんでしょう?自分を信じなさいって!
多分俺は...創一から告白された時点で、いや、きっと...創一と初めて会った時から、こういう結果になること、予想していたのかもしれない。
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