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Scene 24
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時間経過。
ドアの開く音。
ママ いらっしゃ...拓馬!あんた生きてたの?
拓馬 生きてるよ。何縁起でもない事言ってんだよ。
ママ だって、全然来ないんだもの。郁に聞いても連絡取れないって言うし...
拓馬 忙しかったんだよ、いろいろと...
ママ 忙しいって...何、例の彼?
拓馬 仕事だよ、仕事!
ママ 本当に仕事?
拓馬 何で疑うんだよ。仕事なの!もう、いいからビール!
ママ はいはい...で、例の彼とはどうなった?
拓馬 創一?上手くいってるよ。
ママ んまぁ、来た早々のろけ話?
拓馬 何でそうなるんだよ...聞いたのそっちだろ?そんなに暇なわけ?
ママ だって拓馬は来ないし、郁は大輔とラブラブだし、透まで彼氏見つけちゃってさぁ...
拓馬 ママも作ればいいじゃん、彼氏!
ママ 誰か紹介してぇー!
ドア開閉音。
ママ いらっし...
創一 ゴメン拓馬さん、待った?
拓馬 いや、今来たとこ。
創一 良かったぁー。
拓馬 どうした?何かあったか?(ビールを注ぐ)
創一 帰り際、課長に捕まっちゃって...ありがとう...
拓馬 課長に?良く逃げて来られたな。(笑う)
創一 もう、必死に理由考えたよ。
拓馬 で、俺は誰になったわけ?
創一 (ビールを吹き出しそうになって)何でわかるの?
拓馬 お前が考えそうなことぐらいわかるって。(笑う)で、誰?
創一 田舎のお袋。
拓馬 まぁ、それが一番無難だな。(笑う)
創一 笑い事じゃないって!課長に声掛けられた時、本当に焦った!まさか拓馬さん待ってるなんて言えないしさ...
拓馬 でも、あの課長の誘い回避出来たんだから、大したもんだよ。(笑う)
創一 そりゃぁ、拓馬さん待ってるんだから、必死中の必死だよ!(笑う)
拓馬 そっか...(肩を抱き)良くやった...(軽くキス)
創一 ん...って、ダメだよ、ここじゃ...
拓馬 だな...(笑う)
ママ あらあら、お熱いこと!(笑う)
創一 すみません...
拓馬 何で創一が謝ってんだよ。
創一 いや、だって...
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