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小さな嘘?
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カズ「おはよ」
翔「おうっ おはよー ニノ早いね?」
朝の楽屋
とはいえ もう昼近く
オレ達の朝は大抵遅い
カズ「うん 先に別の収録があったから」
表情には出さないけど 胸がドキドキしてる
これからオレは まーくんの為に翔ちゃんに嘘を付く
翔「そうかー お疲れぇいっ」
いつもの席に着いて翔ちゃんが新聞を広げる
オレはゲームをしながら顔もあげずにポーカーフェイス
翔ちゃんのことは大好きだ
まーくんのことも大好きだ
だからね?これは2人を幸せにする嘘だ・・・
カズ「そうだ・・・ 翔さん心配だよねー まーくんのこと」
翔「え?雅紀?雅紀がどーかしたか?」
翔ちゃんが新聞から顔を上げて心配そうにこっちを見る
カズ「え?あれ?翔ちゃん聞いてねーの?まーくん最近誰かにつけられてるって」
翔「つけられてるって・・・ ストーカー?」
カズ「オレ達さー それぞれ楽屋を一部屋をづつ宛がわれてるじゃん?
まーくんの楽屋に使用済みのコンドームが最近置いてあるんだって」
翔「はっ!?使用済みのコンドーム?楽屋のどこに そんなもん置いてあったんだよ?」
やべ・・・
翔ちゃん怒ってる・・・
カズ「えと・・・ テーブルの上?」
翔「なんだよそれ?楽屋ってことは関係者だろう?」
げっ!
うわ・・・ 面倒くせーよ翔ちゃん
騙すの面倒
カズ「えと・・・ そうか・・・なぁ~?その・・・ まーくんことが好き過ぎて
まーくんの楽屋でコンドームつけて1人シコシコして
まーくんにコンドームをプレゼントしたんじゃね?」
翔「マネには話したのか?」
カズ「えっ!?まーくんが・・・ そのぉ恥ずかしいから誰にも言っちゃヤダって・・・」
しどろもどろ過ぎないか?オレ大丈夫?
不安になってチラっと翔ちゃんを見ると 大きな目と目が合って
思わずパッと逸らした
翔「その犯人 オレがぜってー捕まえてやる」
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