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10月15日『きのこの日』
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「今日は、きのこの日です!」
休日の朝。
下着1枚で布団に包まり、ベッドで微睡んでいる僕の耳に、ヨツバの声が響いた。
くっと眉根を寄せ、薄く開く瞳に、ベッド脇に下着1枚の姿で立ち、にかっと笑うヨツバの顔。
「…だから?」
ぼんやりとする意識のままに、ヨツバに問う。
ふぁあっと欠伸が、口を衝く。
「きのこ狩りに出掛けます!」
ぴしっと姿勢を正し、敬礼をするヨツバに、訝しげな瞳を向けた。
ちらりと視線を向けた時計は、9時過ぎ。
これから準備をして出掛けても、昼になるだろう。
そもそも、どこで、きのこ狩りが出来るのか…。
そんなコトを考えていると、ヨツバの手が、僕から掛け布団を剥ぎ取り、放り投げた。
「??!」
何をしたいのか、訳がわからない。
「おっきな松茸はっけーん!」
脚の間に入ってきたヨツバが、僕の股間を、むにゅりと掴んだ。
顔を上げたヨツバは、にかっと笑う。
朝勃ちで大きくなっている僕のぺニスを、ゆるゆると扱く。
「ぅ……………ぁ、…」
そりゃ、弄られれば気持ちがいいし、声も出てしまう。
でも、人のモノを松茸と…。
「じゃ、僕もきのこ狩りをしましょうかね」
ヨツバの片足を掴み、ぐっと引き寄せた。
くるりと回ったヨツバの股間が僕の目の前に来る。
「ちっさい、しめじしか生えてないですね?」
つんつんと下着の上から突っつく僕に、ヨツバは、不満げな顔で振り返った。
「しめじ?! そんな小さくないしっ」
標準サイズだしっと、頬を膨らませるヨツバに、僕は、さらに言葉を繋ぐ。
「しめじは、やっぱりガーリックソルトで炒めましょうか…」
きのこを狩るように、根本を持ち、きゅっと捻る。
「いったいっ! りゅんさま、痛いっ」
慌て僕のぺニスを解放し、ぺしぺしと自分の股間を掴む手を叩くヨツバに、声を放つ。
「狩るんでしょ? きのこ狩りなんでしょう?」
にこにこと笑みながら、指の力は緩めずに、上体を起こした。
僕の言葉に、ヨツバは、瞳いっぱいに涙を溜める。
「う、うぅ…ごめんなさい。ごめんなさいっ。狩りません、もう、しません~っ」
ふるふると痛みを逃がすように首を振るうヨツバに、僕はゆっくりと手を離した。
ぺたんと座ったヨツバは、暫く、さすさすと自分の股間を撫でていた。
何故か、ふーふーと息を吹き掛ける。
…熱くはないと思うんですけどね?
はっと何かに気づいたようなヨツバが、ニヤリと笑った。
「……狩らない代わりに、愛でます!」
言うが早いか、動くが早いか。
がばっと僕の腰に抱きついたヨツバは、朝勃ちが収まらない僕のペニスに、下着の上から食いついた。
まぁ、愛でるならいいか。
眠気の収まらない僕は、そのまま身体を後ろへと倒し、ヨツバに身を委ねた。
未だに、ヨツバの思考は掴み所がありません…。
「はぁ……」
まぁ、気持ちいいから、良しとしましょうか。
ぁあ、眠い………。
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