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蔑むような目で
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そんな俺を見てギャンギャン言う毬藻
雫『お前ッ…そんな言葉でまとめてはいけない程、燐は傷ついてんだぞ?!』
燐『…もういいよ?雫。
お前が俺のことを分かってくれてるだけで充分だ。』
そんな顔で話してんじゃねえよ。
でも、燐は俺みたいにならないで済んだんだ。
それだけでも良かったんだ。
でも俺は弱いし、辛くて
生徒会室を出ようとする。
逃げようとした俺を、会長は変に思い
俺を止めた。
風馬『お前どこいくの。』
やめて、蔑むような目でみないでよ。
律『こんなクズでダメな俺は、書類を風紀に置きに行くことくらいしかできないんだよ。だから行ってくるね』
今度こそ生徒会室を出た。
でた瞬間に涙が溢れてきた。
律『ッ、燐…
ダメなお兄ちゃんでごめん…グスッ』
何回も何回も、流れてくる涙を乱暴に拭った。
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