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居場所
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鳴海『だから俺が守るって言ってんの。
俺、もう自立してるし立派な大人並の力もある。
お前自体には権力とか負けてるかもだけど、
お前を引き止めてる家よりは上だ。
…まぁお前のことだから余計な事とか思うんだろうな
だから俺はお前の居場所になる。』
律『俺の、居場所?』
鳴海『あぁ、いつでも俺がお前を待ってる。』
律の瞳が揺れている。
鳴海『俺、お前の事好きだし?
もう手放すつもりもないし、
俺を置いて死なれても困るしな。
俺が生きてるのもお前がいるからなんだぜ?』
俺がいるから、鳴海が生きてる?
それ以前にやっと言ってくれた。
好きだって。
それより嬉しいことはないや。
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