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リオの思い
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リオは、シンを背中に負い、歩いていた……
この村は、偽りの村…… 村人は、村人では無く、全て教会の人間……
(村長は大司教で、シンが買いに行った装具屋のオヤジは、聖闘士……)
(それにシンは、自分が赤ん坊の時に捨てられていて、俺が拾ったと思っている)
「俺とお前は同じぐらい時を過ごして来たんだよ……」と呟く
(この子を百年間守ってきた……イヤ、俺達を隠してきたと言った方が良いのか)
「俺が放った魔法の矢は、わざと外したんじゃない
お前に絶対当たらないんだよ
だって、お前の方が遥かに強いんだから……」
俺の大切な宝物………… 絶対に守ってみせる……
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