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シンとリオの謝罪
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ドルは、レンガ造りの道を歩いていた
表情は、無表情であったが、
ドルは、強い憤りを感じていた……
カイが聖騎士団の団長になり、聖騎士団は、闇の軍勢の一部に変わってしまった………………
今では、団員がほぼ敵だ……
アリアが闇に染まっていなければ、シンとリオは見つからなかったかも知れない……
なにもできない自分に
腹が立つ……
くそ、カイの野郎…………
ドルは、カイに別の映像も見せられていた
そこには、こちらに話しかけるシンとリオの姿…………
「装具屋のおじさん、あの時に貰ったもの、逃げるときに役に立ったよ…………ありがとう
僕たちのせいで沢山の人が死んでしまって、ごめんなさい…………」とシンは、泣きながら謝っていた
「ドルが生きていると知って、嬉しかった……
騎士団の皆を見捨ててまで逃げたのに、結局、捕まった…………
俺を恨んでも構わないから…………
シンは、恨まないでくれ…………
ドル、お願いだ
アリア様やカイ様には 絶対に逆らったら駄目だ お前には、生きてて欲しいんだ
ありがとう、俺の大切な友よ………… 」 と
そこで、映像は消えた……
そして、それを映し出していたビー玉くらいの赤い球体は
カイの手によってバラバラに壊されてしまった……
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