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ずっとだれよりも
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暖かくて、幸せで、甘くて、柔らかくて、ふわふわ…
そんなキスをしてた
銀がいつもする苦しくていっぱいいっぱいになってしまうキスじゃなくて何度も唇が触れるような俺が前好きだって言ったキス…
だったのに…
「んっ…ぅ、ふぁ…ぎ、ん…」
「……んー…」
「く、るし…」
「ダメ」
ゆっくり舌が入って来たなんて思ってたらすぐにいつもみたいに何もわからなくなるキスになってしまった
「まな…?ベット行こ…?」
「…ぇぁ…?」
もう口が離れた時にはへろへろになって頭がボーっとしてしまってた
俺を抱きかかえるように体の上に乗せてた銀がごりっと硬くなったものを俺のに押し付けてビクッとした
少しだけぼやけてた意識がはっきりして顔が熱くなる
銀の硬い…
「まなも勃っとる…」
「………」
「な…?」
また銀がぐりぐり俺のを刺激してきた
ぴくぴくとそれが反応して変な声が出そうになる
で…でも……ここ…
「あ、のさ…でもここ金さんが泊まってた…」
「鍵、オートロックやし、さっきフロントで明日の朝までって言うっとったから…それに兄貴そこにカードキー置いとっとるし明日の朝まで誰も来ない…」
「………」
「…やから…な?」
「……う、ん…」
銀はそれを聞くと満足そうに俺をベットまで連れて行って寝かせてじーっと俺を見下ろした
部屋の薄暗い照明と銀の匂いと視線が何だか恥ずかしさを誘った
銀がいつもよりゆっくりと俺に手を伸ばして慎重に体に触れてくる
なんだかそんな動きがくすぐったかった
「……っん…」
「まーな…」
銀が俺の頬を撫でて俺の名前を呼んだ
金さんの何倍も優しくて、暖かくて、全然違く聞こえた
さっきまで同じように聞こえてそれが怖くて不安だったのが嘘みたい…
「…ぎん……」
「………」
俺も銀の名前を呼んで銀の頬を撫でた
銀は嬉しそうに眼を細める
銀の顔が近づいてくる…
「まな…好きやで…ずっと…誰よりも…」
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