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彼氏の不安
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「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
昼休み…
銀はすごぶる不機嫌だった
「…………」
「…………」
ぷーっとほっぺをふくらまして俺に怒ってるアピールをしてくる
まぁ…なんで不機嫌かは大体予想がつく
「……頬付先輩…なんで怒ってんスか…?」
「なんかね…」
「………あぁ…」
俺のちょうど向かいで健斗が猛の質問に答える
猛はそれを聞いてちょっと呆れたように笑ってた
「……銀…それやめろよ…」
「……なに…?」
「………そのほっぺ…怒んなよ…」
「………別に怒ってへんし?」
「……仕方ないだろ…逆に健斗で良かったじゃん…」
「別にソレ怒っとるんやない」
「……じゃ、じゃあ…なんなんだよ…」
俺が遠慮がちに銀の服の裾を握って引っ張ると銀はこっちを横目で見た
無表情のままじりじり寄ってくる
またかよ!!
手を伸ばして銀を押し返すけどすぐに手を押さえられて下敷きにされた
視線を覗き込むようにあわせられて照れくさい
何度されても慣れない…
「まなのことやで?」
「……へ…」
「まなが女と二人やって、やからそれがイヤ」
「…………」
「オレまなと二人がええもん」
「………そ、れは…ムリ…だろ…」
それでも銀はいろいろ文句を言ってたけどしばらくすると諦めたみたいではぁっと溜息をついて髪をかき上げて俺を抱き起した
銀の足の間に後ろから抱き込まれるように座らせられる
銀の息が耳にかかった
「……しゃあないなぁ…」
「……………大丈夫…だよ…?」
「そうやないと困る」
銀が俺の髪に触れる
そして突然俺の首元を噛み始めた
「いたっ…ぎ、ぎん!!」
「まなじっとして…まな不足おぎなっとるんやから…」
「お、俺不足ってなんだよ!!」
「まなとエッチしたいなぁと思うけどできなくてムラムラしてる状た……」
「い、言わなくていい!!」
……桜井さんの事がちょっと気がかりだけど…大丈夫だよな…?
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