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屋上
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ダンッ
壁に叩きつけられ背中に衝撃が走る。
「い"って…何すんだよ!」
「生意気だな」
「はぁ!?」
何を起こっているんだ、この男は。
「つかこの体制あれだろ?女子が騒いでる壁ドンってやつだろ?ハッ、男相手にするほど飢えてんのかよ」
「さっきから聞いていれば可愛くないことばかり言うんだな」
「何言って…」
直感で身の危険を感じた俺はどうにか手を振りほどこうとする…が。
コイツ…どんな馬鹿力だよ!クソッ、離れねぇ…
「可愛くない口は塞いでおかないとな?」
「はぁ…?っ、んん!?」
突然唇に何か柔らかいものがぶつかる。
それが会長の唇であることに気付くのは遅くなかった。
「な、にす…だ…んぁ…っ」
抗議の言葉をぶつけようと口を開くと、それを待っていたようにヌルリとしたものが口の中に入ってくる。
「ん、ふ…っ…やめ…」
「っ…」
ヤバイ…ボーッとしてきた…
頭は朦朧としているのに、わざとらしくたてられるいやらしい音に耳まで犯されているような感覚に陥る。
「っ、ふぁ、あ…!」
カクンと膝が崩れ落ちそうになるのを会長がすんでのところで支えてくれる。
「フッ、なかなかに可愛い顔してたな?そーうくん?」
「ッ、テメェなんかに名前呼ばれたくねーよ!」
「じゃ、今日から俺のモンな?
”蒼”」
バタンと音を立てて閉まるドア。
口の中にはまだ熱い感覚が残っていた_…
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