アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
4
-
「--い、いやだ!はなっ……んぐ!」
顎を引かれるとそのまま十左近のモノが勢いよく口の中に入ってきた。酷く生臭く、反吐が出そうになる。このまま噛んでやろうと思うのに、顎を掴まれているから上手く口が動かない。
くそ……!気持ち悪いのにされるがままだ。俺は十左近に睨みを効かせた。
「……いーい目だなぁおい。そういう目を待っていたんだよ俺様はっ!」
「ーーん!?」
十左近は腰を大きく突き上げ、俺の喉奥めがけて精液を吐き出した。どろどろとした生温かいものが口いっぱいに広がり、俺は生理的に涙が浮かんだ。
十左近のモノが口から出ると、俺は思いっきり精液を吐き出す。胃の中のもの全てを出す勢いで喉を大きく開いた。こんな奴の精液なんて一滴たりとも飲みたくないし、身体の中に残しておきたくない。
十左近は俺の顎を掴み上を向かせる。口端に付着した唾液を指でなぞり、それを自分の舌で舐めとると、甘いデザートを食べたかのように口をだらしなく開け頬をほんのり赤く染めた。
「無様でみじめで、どうすることもできないだろ?」
「だったらなんだよ。……お前は一体俺に何をしたいんだ?」
「分からなくていい。ただ快楽に溺れて俺様に酔っていれば十分だ」
「そんなん無理って分かってんだろ。こんなことされようとも、俺がお前を好きになることはないし、快楽になんて負けるわけない」
「それはどうだろうなぁ?」
嫌な予感がする。
「洸がすやすや寝てる間に、遅延性のお薬注入しといたんだよなぁ。そろそろ効いてきてもおかしくないんだけど……なぁ?」
そう言いながら十左近は俺の胸に触れた。微かにビクリと反応してしまう身体に、十左近はいやらしい笑みを浮かべる。
「ふはは、はははは!洸、いい声で啼いてくれよ!」
「変態野郎が!地獄に落ちろ!」
「今は何とでも言え。そのうちかわいい声であんあん言いながら、腰を振って喜び始めるからなぁ!ああ、楽しみだぜ」
十左近の台詞にいら立ち、拳に力が入るが何もできない。一発殴ってここから逃げたいのに。俺はこれから起こることを想像して、静かに瞼を閉じた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
68 / 71