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「ぁ、ぐ、…っ」
「く…っ」
旦那様の昂りが震え、白濁を吐き出す。
本当は嫌だけれど、一向に抜いてくれる気配がなかったので、顔をしかめながら数回に分けて飲み込む。
「っ、げほ、…っ」
「ふ、全部飲んだな」
咳き込む俺をベッドに引っ張りあげ、旦那様は俺をうつ伏せにさせた。
「なに、を……」
「まさかこれで終わりとは思っていないだろう?」
「ひ、あ……っ」
後孔に指が入りこむ。1本だけでも、ぞわぞわと背筋に冷たいものが走る。何度も経験しているはずなのに、慣れることなんてない。
「…力を抜け」
「う、うぁ」
「…」
旦那様はおもむろに指を少しずつ増やしながら、同時に俺の昂りをも擦ってきた。明らかに俺の欲を刺激しようとしている。今まで自分勝手に突っ込む人しかいなかったから、そんな風に触られたのははじめてだった。
「や、やぁっ!やめ、……っ」
「気持ち良さそうだな」
「……っ!あ、!」
そして指が3本入って、だいぶほぐれた頃、旦那様の昂りが後孔に入り込んできた。
……今までは、痛いだけだったんだ。今までは、
「あ、あ、……っ?」
「入れただけでイッたのか? 淫乱め……」
「は、ひ、……っあ」
おかしい。体が熱い。言うことをきかない。
こんなこと、はじめてで、怖いという感情が拭えない。
「旦那さま、っあ…!」
「…違う」
「…っ? …ん、ぁあ、ああ…っ」
「フィリオだ」
「、ん、あ、ふぃり、…お?」
「俺の名だ。特別に呼ぶのを、許可してやる」
「フィリ、オ…」
「そうだ。もっと俺を呼べ…ニィノ…」
旦那様…フィリオの律動が激しくなり、俺は欲望を吐き出しながら意識を手放した。
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