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小学6年生。
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もっ、もう、こうなったら早く終わらしてもらおう!
ちょっと背伸びをして、んっと、樹くんに唇を突き出した。
もちろん目は閉じたまま。
「…ん、…んぅ」
「………」
どきどきして息できないよっ…
それでも、ぽんぽんっと、柔らかいティッシュの感触がして、優しく拭き取ってくれているんだと分かる。
だけど、樹くんは何も喋らない。
集中…してくれてるのかな?
「…世那、終わったよ」
「……んっ、」
ぱちっと目を開けて、樹くんを見れば、なんだか……ほっぺたが赤い?
「…樹くん?」
「ん?、綺麗になったよ」
「あ、ありがとう!」
気のせいかな。
「はいっ」と、くまさんのティッシュを返してくれた時には、いつもの樹くんだった。
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