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安倍先生、がーんば!
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は?前?男みても……。
「えええええええええええええ!!!!??」
講師と紹介されたそこには
あの、あの四堂君が立っていた。
「し、四堂君!!??」
半目で四堂先生、ご自分でご紹介
どうぞとトーンダウンしてる
阿倍の言動の意味をこの時点でやっと
理解した。
「こんにちは、皆さん。
四堂覚士と言います、臨時で物理と英語を
担当するとこになりました、宜しくお願いします。
余興程度にお付き合い頂ければ幸いです」
こう見えて結構年食ってるんですよ、
主に精神年齢がと満面の笑みで付け加えて。
皆、頭の中はきっと「?」状態のまま
斬新な講師君に釘付けだ。
「まーなんだ。ハァ……臨時講師と
いってもだな、一週間だけだ、ハァ。
英語はさっき聞かせてもらったが
外人かと思った。
んで、物理に関しては来年博士号を
取られる予定だそうだ……ハァ。
こんな子供が」
台詞の間の溜息が深いこと深いこと。
しかも今チラリと心の声漏れてた様な……。
不本意なのが阿倍の一言一言から
ヒシヒシと伝わってくる。
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