アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
綾瑠の不安 side双子 2
-
どれくらいそのままでいただろうか
2匹の間に全く会話がないまま時間だけが過ぎていった
しかし、そんな沈黙をある決意をした雷翔が破った
雷 [ねぇ、風翔…]
風 [なんだよ]
雷 [明日…綾瑠に告白しませんか?]
風 [っ!?………本気か?]
雷 [はい、可能性は全くの0、
というわけでははなさそうでしたしね]
風 [まぁ、そうだったけどよ…]
雷 [それに、綾瑠が僕達を受け入れてくれたら…
もっと近くで綾瑠を守ることができます
それに、綾瑠が辛い時や悲しい時、
嬉しい時にもずっと寄り添うことができます
今みたいな側にいたくてもいられない事が無くなります
だから…明日、告白しませんか?]
風 [いや、だからさ…っ!?]
風翔は思わず息を飲んだ、本気な雷翔の目を見たのがすごく久しぶりだったからだ
風 [………ああ、分かった
俺も腹を括るよ、綾瑠を守るためにも]
雷翔は風翔の言葉を聞き悪戯を思いついた子どものような笑顔で言った
雷 [男に二言は…?]
雷翔の心意が分かった風翔は同じように笑い
風 [あるわけねぇだろ!]
2匹は同じような笑顔で笑った
その後、2匹はビルの15階ベランダに降り、人の姿に戻ってほぼ同時に言った
雷&風「綾瑠、必ず守りますからね」
るからな」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
19 / 279