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蒼の能力
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雷「理由は簡単です、蒼には力があったんですよ、
神の気を見る力がね」
綾「神の気?」
雷「そうです、神の力を持つと
その能力に沿った気が出るようになるんですよ
蒼にはそれを見る力があるんですよ」
蒼「あと感覚もあるんだよー、触ったりするとねー」
綾「えーっと…」
蒼「つまりー、雷翔だったらビリビリーって
静電気みたいのがきてー、風翔だったらそのまんまでー、
風に吹かれたみたいにー、ふわーってなるんだー
もちろん色や形も見えるよー」
綾「そんなのが…本当にあるのか?」
蒼「あるよー、
だから現に今こーなってんじゃーん」
雷「蒼には1発で見破られてまいましたからね
見破られた時は驚きましたよ」
蒼「僕は面白かったよー、
完璧上司達の焦った顔が見れてさー」
綾「蒼がそういう力を持っているのも、
兄ちゃん達とのことも分かった…
けどよ…なんで蒼にそんな力があるんだよ」
蒼「それは………高校生の時にさー、
車との衝突事故にあったからだよー」
綾「はあっ!?俺聞いてねぇぞ!」
蒼「うん、言ってないからねー」
その時蒼の前髪の隙間から右眉の上辺りの額に傷があるのがチラッと見えた
綾「……はぁ…傷とかへーきなのかよ」
一応聞いてみた、答えはわかっているがな
蒼「うん、特に傷も後遺症とかもないよー
あるとしたらこの目と感覚の能力だけだねー」
ほらな、予想はしてたが
やっぱり、嘘吐きやがった……ったく、阿呆が
綾「ふーん…そっか」
蒼「そーだよー」
綾瑠は隣に立っている蒼の前髪で隠れている額の傷の上に手を置いた
蒼はピクッと眉を動かした
綾「ばーか、バレバレなんだよ…
隠すならもっとうまく隠しやがれ」
蒼「ははっ…やっぱ綾瑠には適わないやー」
綾瑠と蒼はお互いを見ながら笑ったのだった
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