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買い物 2
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………………この状況は何なんだああぁぁあああ!
俺は何故か風にぃに後ろから抱きしめられ頭の上に顎を乗せられていた
時は15分程前に遡る
綾「えーっと…トマトにレタス、ツナ……
それから卵にハムとチーズ…あっ、ポテトサラダの
材料も買うかサンドウィッチでも使えるし
夕飯でも食べれるしな
でー、メインは……うーん、無難にカレー?
それともオムライス?クリームシチューも有りだよな……
でも時間あんまり無いしな…」
綾瑠は夕食のメインを考えながらサンドウィッチの材料をカートのカゴにどんどん入れていく
風「はっ、綾瑠の百面相」
風翔は綾瑠の頬をつついた
綾「ほっぺをつつくな」
風「うわっ、ほっぺだって!綾瑠可愛いー!」
綾「もー、人が真剣に考えている時に何だよ!
そんな事言ってると風にぃの分だけ作らないからな!」
風「それは嫌だ」
即答かよ!
綾「なら、ちょっかい出さないで」
風「はいよ……んで、夕飯のメイン決まったか?」
綾「あー、まだ…何かリクエストある?」
風「そうだな…俺と兄貴は特に肉が好きだから
肉があればいいぞ」
綾「じゃあ…鳥、豚、牛、どれがいい?」
風「うーん、鳥かな…最近ずっと豚か牛だったし」
綾「だったら…親子丼にするかー。時間ないし
卵をもう1パック追加でもも肉と玉ねぎ、
あとバンネギ辺りでも買えば夕飯の材料も大丈夫だな」
風「あ…綾瑠、調味料とかあったか分からないから
買った方がいいと思うぞ」
綾「マジでないの?」
風「言っただろー
インスタントと外食しか食べてないってさ
あー…でもコーヒーと牛乳、角砂糖はあるぞ」
綾「そうだったな…牛乳と砂糖は了解した
コーヒーはペットボトル?粉とか?」
風「いや、豆」
綾「はぁ!?」
どんなこだわりだよそれ!飯はろくなもの食ってないのにコーヒーは豆を挽いてるのか!?
風「綾瑠声大きい、みんな見てるぞ?」
綾瑠は風翔の言葉にハッとし辺りを見回した
うわー…ほんとだ……恥ずかし………
綾「と、とりあえず調味料とかもカゴに入れたら
さっさと帰るぞ、時間足りなくなって飯が作れなくなる」
風「それは嫌だな」
綾「なら行くぞ」
2人は材料をカゴに入れた後、調味料のコーナーに向かった………だが……………
あー…面倒なのが出た
?「ん?おー!あーちゃんやん!」
綾「その呼び方をするな、なす」
?「なっ!俺はなすやない!成希(なずき)や!」
綾「あー、そんな名前だったけか?」
風「綾瑠、そいつは?」
綾「あー…若宮(わかみや)なす、同じ大学で同じ学部」
成「成希や!な・ず・き!なんでなすって言うん!」
綾「お前があーちゃんとアホな呼び方をするからだ」
成「ほな、綾姫って呼んでええんか?」
綾「あ゙あ゙?」
成「てか、さっきから凄い殺気ダダ漏れ状態で
睨まてんけど誰なん?そこのお方さんは?」
風翔は綾瑠を抱きしめ名乗った
風「豹月風翔だ」
成「若宮成希や、歳はあーちゃんと同い年で
同じ大学で同じ学部や
あとあーちゃんの護衛的なのをしとる」
風「へぇ…そう…」
風翔は更に綾瑠を抱き寄せた、そして冒頭に戻る
綾「えっと…風にぃ?手、離して?」
成「ほぉ…風翔さんは警戒してますな?
そんなに俺が嫌いなん?」
風「綾瑠に近づく男全員嫌いだ」
成「んなはっきり言わんでも…まぁ俺に関しては
んな心配いらんよ、あーちゃんは俺の恩人やから」
風「恩人?」
成「せや…ってか、あーちゃん時間ヘーきなん?
何か急いとったみたいやけど?」
綾「あ!ヤバイ!」
綾瑠は塩等の基本的な調味料を急いでカゴに入れて、会計してくる!と言ってものすごいスピードでカートを押し、レジに向かった
風「あ、俺も行く」
成「ちょい待ち…ーーーー」
風「!?」
2人のやり取りに気付かずに……
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