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癒して side双子
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そして今に至る
雷「ですが、まさかね……」
風「成希が蛇神の生まれ変わりだったなんてな」
雷「はい…あの時は淡々と話を進めてしまいましたが、
今思い返せばすごく重大な事なんですよね……」
風「だよな…水神やら死神やらが出てくるわ、水怜が
ロストの第1目撃者で水神に繋がりのある家系の時期長
だの…ことが進むのが速すぎる……」
風翔はあー!もう分かんねぇ!と、頭を抱えながらソファに寝転がった
雷「そうですね……それにしても水神は一体
何処にいるのでしょうか?水怜が言うには
既に転生してこの世にいるらしいのですが……」
どうしたらいいのでしょう……
風「だよな……せめて水神を見つける方法とか
水神の転生前の記憶が今の奴にあればいいんだけど
な……でも実際には前者のは水怜しか知らねぇし、
後者の方は希望(のぞみ)が薄いの八方塞がりの状態だ」
雷「何かないのでしょうか……?」
2人が考え込んでいると、綾瑠がお先ー、と言いながら風呂から上がってきた
綾「どうしたんだ?そんな顰めっ面してさ
なんかあったの?」
風「あーるー!」
ガバッ
綾「うわっ!?」
風翔はバッと顔を上げ綾瑠の名前を呼びながら抱きついた
風「あーるー…あぁーーるぅーー……」
綾「な、なんだよ?」
雷「…風翔、その声だと発情期の猫に見えますよ」
それに、顔が放送禁止並みに気持ち悪いですよ
風「俺は猫じゃねぇ!豹だ!」
確かに猫と言うよりは豹でしょうけど……私には極上の餌に群がるただの獣にしか見えませんけどね、とは言えないので……
雷「発情、ってところは否定しないのですね」
と、言っておきますかね。まぁ、筒抜けなので意味無いでしょうけど
…ああ、兄貴。考えてることが丸わかりなんだけど…てか、分かるようにしてるよな…。けどな!
風「実際発情してるし!綾瑠の風呂上り姿
なんか色っぽいし!香りも、同じシャンプーとか
使ってんのに全然違う匂いだし……それに…」
あー…風翔、理解しました。確かに貴方の言う通りですね。否定できません
普段白い肌がお風呂上りのせいでほんのり赤いですし、此処にいても私達と同じ物を使ったとは思えないくらい、いい香りがしてます……
綾「それに?」
風「それに抱き心地が最高!フィット感が半端ない!」
兄貴も抱きつきたいんじゃないのか?
風翔は少しだけ口角を上げた
綾「なっ!?」
まったく、風翔…人がせっかく……
…………プツン……
風「あ、兄貴?」
雷「…確かに、あの時の抱き心地は
病み付きになる程のふにふに感でしたね」
雷翔はクスクスと笑いながら2人に近づく
お、おいおい兄貴!綾瑠の香りにでも酔ったのか?目が座ってるぞ!
風翔…何を焦っているのですか?私の理性を切ったのは貴方ですよ?
お、おい、マジかよ……
綾「雷にぃも風にぃもどうしたんだ?疲れてるのか?」
綾瑠、お前気づいてねぇのか!?兄貴のあの目、確実にお前を食おうとしてるぞ!
雷翔は風翔と反対側の背中側から抱きつき言った
雷「はい…とても疲れました。ですから………
癒してくれませんか?」
兄貴……笑顔が怖ぇよ……
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