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俺も連れていってくれ! 3side双子
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風「連れて行ってくれ、って言われてもな…
綾瑠は力持ってないから入れないと思うぞ」
綾「そうか…」
綾瑠はしゅんとして食器洗ってくると言いキッチンに行った
2人は綾瑠を目で追った
風「流石に連れて行くのはな…」
俺達にはなんともないが力がない綾瑠が裏に行って、向こうの空気や光が合わなくて体に支障を持たせたら……
雷「………一応成希に聞いてみますか。あの人でしたら
裏との行き来は私達の何倍もあるでしょうから
何か知ってるかも知れません」
風翔はパッと雷翔の顔を見た
確かに…あいつだったら何か分かるかもしれねぇな
雷「電話してみます。風翔貴方はその間に
準備をしておいてください」
風翔は返事をして2階に上がった。雷翔はスマホを取り出し成希に電話をかけ始めた
『……こんな朝っぱらから何やー?』
雷「寝ていたところ申し訳ございません
あの、相談があります」
『んー………して…内容は?』
雷「綾瑠を裏に連れて行っては駄目でしょうか?」
『いくらあんたらの連れでも力無いから
門前払いされるやろな』
雷「一時的にでも力を持つことは出来ない
のでしょうか?」
『…んー………一時的は無理やけど習得させるのは
俺やったら不可能ではないと思うで』
雷「本当ですか!」
『けど、そもそも綾瑠に素質がなかったら無理やで?
やるんやったらそれをあんたに確認して欲しい。
俺は例え綾瑠だとしても力のない奴に
むやみに自分の正体をばらしたくないからの』
雷翔は分かりました、と返事をしてその内容を成希に問いた
雷「なっ!?無茶を言わないでください!」
『それぐらい危険なことなんよ。力を持たん奴に
短時間で習得させるのはな』
雷「……成希、あってもなくても再度電話します。」
『分かった。待っとる』
雷「……はい、ではまた…後ほど…」
雷翔は電話を切りふぅ、と息を吐いた
風「兄貴、どうだった?」
すると、いつの間にか準備が終わって下に降りてきた風翔が声をかけてきた
雷翔は風翔に成希から言われたことを全て話した
風「マジかよ……それ…もし外したら……」
あいつの言ったことが本当だとしたら…綾瑠は最悪……
雷「ええ…確実に………」
声を失うことになりますね
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