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いざ、裏社会!
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……………成功…したのか…?
あの泉って奴が言ってたことは本当だったみたいだな。けど神ってそう簡単に現れるのか?まぁ、声しか分からなかったけど
綾瑠は大の字の状態で天井を見つめていた
兄ちゃん達は蛇神って奴の所に行けたのかな?……それにしても本当にいるんだな…神様って。しかもたくさん。今のところ知ってるのは兄ちゃん達の雷神と風神、あと蛇神に泉って名前の神。
……あー…色々考えてたら眠くなってきた……駄目だ、兄ちゃん達が帰ってくるまで…待た………ない…と……
……あ……結局寝ちゃったのか、俺……それにしても…またこの夢か。これで何度目だ?
いつも通り周りを見回すとやっぱり海の中で、暗く深い闇が続いている。そして上には、水で歪んだ三日月が光を放っていた
この夢は一体なんなんだろう…なんだか分からないけど、ただの夢ではないのは確かだ。
……………
綾瑠は暫くそのまま漂っていた。すると、あの声が聞こえてきた
「今日は何を持って来てくれたの?」
この声の主は誰なんだろう。一体何処にいるんだ?試したことないけど、身体動かしてみるか…
おっ、少し動きづらいけど一応自由に動けるみたいだな
いつも同じタイミングで声が聞こえてくるんだ。それまでに見つければ…
綾瑠は必死に泳いだ。だが、
「ずっと此処で待っているから…また来てね」
あ…時間切れか………まぁ、そう簡単に見つかるわけないよな……。また次の時に探すか
そう思い、目が覚めるのを待った。しかし一向に景色は変わらなかった
え?なんで目が覚めないんだ?いつもならこれで目が覚めるのに………目が覚めないってことはまだ時間があるのか?だったらあの声の主を見つけたい。
ただ、どんな奴が見てみたいって好奇心もある。だけど、なんか知っている気がするんだよな…気のせいだろうけど
綾瑠はこっちか?という直感だけを頼りにぐんぐん進んだ。すると、僅かにだが光が見えた。そしてその光の中には黒い影が1つあった
あれは……人か…?もしかして、あの声の主なのか?綾瑠はどんどんその光と影に近づいて行った。するとそこにはあの金髪の女性がいた
?「何者だ!」
綾瑠は突然こちらに向き自分に向かって言われた言葉にびっくりして泳ぐのを止めた。
?「其方は…」
綾「お、俺は…」
?「何故、其方が此処に居るのだ!」
女性は 腰元にあった刀を引き抜いた
な、何だ!?あの刀、普通じゃない…色もだけど何かが刃を包んでる。あれは一体…取り敢えず切らないでもらえるように説得しないと
綾「貴女は一体誰なんだ?なんで、俺の夢の中に
出てくる。その刀は何なんだ?」
?「其方は何故妾に付き纏うのだ!」
綾「付き纏っていない!俺はお前と初対面のはずだ!」
?「また妾から大切なものを奪うのか!そんなに
妾が憎いか!妾が其方に何をしたと言うのだ!」
あれ…?会話が噛み合っていない……?
?「何を言うておるのだ!その様な事、妾は信じぬ!」
俺今、声出してないよな…?ってことは、また誰かの記憶なのか?
?「黙れ……」
何だろう…この状況から見て普通は困惑と焦り、あと相手の表情と声色から怒りや悲しみしか感じない筈なのに……
?「黙れ…」
何故か…
?「黙れ黙れ黙れ!黙らぬか!」
すごく…
?「………死ね!」
ワクワクする
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