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碧斗「そうか・・・・・・辛かったな。
それでそのお兄さんは今どちらに?」
悠人「兄は・・・まだ入院してます。意識が戻らないんです」
碧斗「そうか・・・では悠人君は帰るところがないんだな?」
悠人「そうなりますね。でも大丈夫です。
また公園で野宿したらいい話ですので」
碧斗「何を言うか!私がそんな事をさせるわけないだろ!!
・・・どうだねうちで働かないか?千影は悠人君の事を気に入っているみたいだから千影の執事的な感じでどうかな?」
千影「えっと・・・私なんかでいいんですか?それに・・・
どうして千影君が私を気に入ってると?」
碧斗「ずっと言おうと思ってたんだがね・・・“俺”って言っていいんだよ。あとね千影は人見知りなんだよ。
あの子が人を家に連れてくることなんてないからね・・・
いつもなら百歩譲って助けたとしてもそのまま放置がいい所だよ」
悠人「そうなんですか・・・・・・俺は・・・また人を信じれるようになりますかね?」
碧斗「なるよ。私達がそれを証明しようではないか」
悠人「わかりました。これからよろしくお願いします」
こうして俺は桜木家の千影君の執事となった。
俺は密かに決めていた。
自分で企業して、いつかあいつらをギャフンと言わせてやると・・・・・・
悠人sideend
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