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月島→黒尾→木兎→←赤葦
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月島side
それを機に僕らは少し話すようになった
夜練もするようになって、より話すことが多くなった
だから少し嬉しかった
…でも、沢山話したから分かった事もあった
きっと好きな人がいるんだろうな、って事
一目見ればすぐに分かった
だって、周りを見る目とその人を見る目は全然違う
なんだか少し妬けてしまう
前々から少し感づいてはいたけどね
『へーい、ツッキー!ブロック飛んでくんねぇ?』
『そのツッキーっていうのやめたら飛んであげますよ』
『えー』
なんて声を掛けられて、いつも通り練習する
『んじゃ、鍵当番頼むなー!』
『お先失礼します』
そう言って木兎さんと赤葦さんは先に食堂へ行った
『木兎のやつ、押し付けやがって…』
『まぁ、そんな大変なことじゃないですしいいじゃないですか』
『えー、俺腹減ったし』
『なら早く手動かして終わらせるようにして下さいよ』
『はーい』
それから無言で片付けをする
…聞くのは今しかないかな
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