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気がつくと俺は柱のような場所に手を後ろに縛られていた。
「やっと目覚めたんですね」
声をする方を向くと、生徒であるはずの叶斗がこちらを見てニヤニヤとしている。
「おい!なんのつもりだ!これ外せよ!」
「先生ぇ、そんな格好で何言ってもダサいですよ?」
叶斗の視線に目を向けると、俺はなぜかパンツ一丁になっていた。
「お前、どうゆうことだ?」
意味がわからず、困惑する。
「勉強くらい1人でできるのに、わかっていることわざわざ教えに来る先生って生き物嫌いなんだよねぇ」
「先生嫌いな問題児ってことか…」
「あんた、やけに冷静じゃん。3人目ともなると、つまんないなぁ」
「前にもこんなことしてるのかお前は…」
「そうだよ。女子大生のお姉ちゃんの時は可哀想だったなぁ…。すぐ泣くし、大人の尊厳丸つぶれだよね」
「だからと言って、拘束してどうする!意味なんてないだろ!」
「裸の写真撮ってネットに晒すよ?弱み握られて一緒過ごしてね?、先生?」
「そんなことしたら親がなんて…」
「うちの親無関心だから、てか、もし何かやらかしても金で解決するタイプだし」
俺は何もできない事に苛立ちを隠せなくなりつつあった。
というよりも、晒される恐怖から絶望しかなかった。
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